中学生や高校生、大学生のみなさんや親御さんは他のご家庭のお小遣い事情が気になるところです。
お小遣いには、月額制や必要分をその都度もらう方法があります。
固定金額にするとその範囲内で計画を建てるので、金銭感覚を身につけさせるために月額制の家庭が多いようです。
ここでは、中学生・高校生。大学生のお小遣いを調べましたのでご参考下さい。
中学生のお小遣い平均
月平均:2,536円
出典:知るぽと
中学生のお小遣い額の割合は、
1000円未満 18.4%
1000円~3000円未満 56.6%
3000円~5000円未満 17.1%
5000円~7000円未満 7.9%
7000円以上 0%
出典:mynavi.jp
となっていて、1000円~3000円がもっとも多いことがわかります。過半数がこの金額帯なので、中学生のお小遣い額算定の基準になります。
お小遣いのもらい方は、ときどきが多く、次いで月に1回となっています。
使い道
友達との食事、おやつ飲料、プレゼント費用などが上位で、飲食代と交友関係にての消費になっています。
中学生は交友関係も増えてくるので、下校時の飲食代を中心にお小遣いを利用しています。携帯代や洋服などの買いたいものがある場合は、別で支払うか相談が多いようです。ちなみに、中学生ではアルバイトで働くことはできません。
高校生のお小遣い平均
月平均:6,288円
出典:知るぽと
高校生のお小遣い額の割合は、
1000円未満 11.7%
1000円~3000円未満 19.8%
3000円~5000円未満 35.7%
5000円~7000円未満 21.0%
7000円以上 11.8%
出典:mynavi.jp
となっていて、3000円~5000円が多いことがわかりますが、どの金額帯も割合は多くなっていることから、環境や状況に応じたお小遣い額になっていると思われます。
お小遣いのもらい方は、月に1回が多く、次いでときどきとなっています。
使い道
友達との食事、おやつ飲料、遊ぶ交通費が上位で、中学生のと時よりも交際関係が広がり、遊ぶ場所も多くなることから飲食費と交通費が上位になるのでしょう。
高校生のアルバイト
アルバイトをしている方の収入は、2万円未満が34.5%、2万円から3万円未満は31.0%と大半を占めています。この学生のほとんどが、お小遣いをもらっていない方や親にバイト代を渡している方もいらっしゃいます。
参考に、アルバイトは15歳で3月31日(中学生は無理)を超えると可能になり、午後10時から午前5時までは働くことができません。
高校生のお小遣いはいくらが妥当かは、お子さんの状況で変わります。塾、部活、携帯代、洋服代、交際費、飲食代、書籍代などにかかる費用をお小遣いに含めるかも重要になると思います。
大学生のお小遣い平均
月平均 25,684円
出典:知るぽと
全国大学生協の学生実態調査(2018年)では、自宅から通学生のお小遣い平均12,780円、下宿生で仕送り71,500円(学費援助金含む)との調査結果があります。
大学生のアルバイト
全国大学生生協の調査結果から大学生のアルバイト平均収入は、自宅から通学生で40,920円、下宿生で31,670円となっています。
アルバイトをしている学生(1年生から4年生)は、自宅生で80.2%、下宿生で68.5%となっています。
大学生の生活費
自宅から通う大学生の生活費
主な項目で下記の値になっています。
【収入】67,750円
お小遣い 12,780円、奨学金 11,060円、アルバイト 40,920円、
【支出】67,200円
食費14,370円、交通費 9,030円、教養娯楽費 11,940円、書籍費 1,540円、勉学費 1,430円、日常費 6,090円、電話代 1,890円、貯金・繰越 18,050円
下宿先から通う大学生の生活費
主な項目で下記の値になっています。
【収入】12,280円
仕送り 71,500円、奨学金 20,530円、アルバイト 31,670円、
【支出】126,100円
食費26,230円、住居費 52,560円、交通費 4,230円、教養娯楽費 11,520円、書籍費 1,710円、勉学費 1,830円、日常費 7,260円、電話代 3,710円、貯金・繰越 13,740円
世帯収入別や地域別で比較したお小遣い額
世帯収入別
世帯の収入別にお小遣い額を調査した結果ですが、世帯収入との関係は少ないようです。
中学生 | 高校生 | 大学生 | |
300万円未満 | 2589 | 5044 | 22423 |
300~500万円未満 | 2218 | 5408 | 20200 |
500~750万円未満 | 2446 | 6144 | 27598 |
750~1000万円未満 | 2482 | 5804 | 19583 |
1000~1200万円未満 | 3545 | 7889 | 22333 |
1200万円以上 | 3154 | 9222 | 31700 |
出典:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2018年
地域別
お小遣いは、地域で特別変わることはないようです。
地域別 | 中学生 | 高校生 | 大学生 |
北海道 | 2545 | 6429 | 21429 |
東北 | 2329 | 5688 | 26071 |
関東 | 2926 | 7443 | 26443 |
北陸 | 1667 | 4421 | 29500 |
中部 | 2347 | 5672 | 22500 |
近畿 | 2280 | 5810 | 25682 |
中国 | 1927 | 4545 | 33056 |
四国 | 2167 | 6000 | 21571 |
九州 | 2536 | 6036 | 22889 |
出典:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2018年
お小遣いは稼ぐことができる
アルバイト以外で稼ぐ事ができる方法に、ポイントサイトやクラウドソーシングサービスを利用して収入を得ることができます。
年齢制限があるのでは?と思いますが、ポイントサイトでのお小遣い稼ぎには12歳から登録できるサイトがあるので、中学生から利用するのが可能となります。
ポイントサイトとは
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中学生や高校生は「アプリインストール」「ミニゲーム」「アンケート」などを中心に行い、大学生になると「ショッピング」「サービス申し込み」などを加えてポイントを貯めることができます。
どのサイトが安全
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まとめ
中学生・高校生・大学生のお小遣いをいくらもらっているか?を紹介しました。
お小遣い額に、携帯代や洋服などのお買い物を含んいない場合や、学用品購入代を含んでる家庭もあります。
お小遣いをもらっているのは、6割から8割の方だという調査結果もあります。アルバイトをされてる方はもらっていない場合もあって、あくまでも目安としてご利用ください。
更新:2019年9月17日